リンク先ローテーター
1本の短縮リンクの裏に複数のリンク先を置きます。重み、クリック数の上限、配信期間、国とデバイスの絞り込み、訪問者の固定、そして応答しないページの自動除外に対応します。
2026年8月14日更新
ローテーターは、1本の短縮リンクを、最大20件のリンク先への入り口に変えます。アドレスは固定されたまま——ポスターに印刷され、プロフィールに貼られ、広告枠に埋め込まれたまま——で、その裏側にあるものだけを、必要なだけ何度でも入れ替えられます。
ローテーターは有料の機能で、リンクのダイアログのローテータータブで設定します。
リンク先
リンク先ごとに、次の項目を設定します。
| 項目 | 意味 | | --- | --- | | URL | このリンク先が人を送る先です | | 重み | 他のリンク先と比べた、トラフィックの取り分です | | 有効 | オフにすると、削除せずにローテーションから外せます | | 最大クリック数、合計 | 合計でこの回数のクリックに達したら止まります | | 1日あたりの最大クリック数 | その日にこの回数へ達したら止まり、翌日に再開します | | 配信開始/配信終了 | このリンク先が候補になる期間です | | 国 | このリンク先を特定の国に限定します | | デバイス | このリンク先をデスクトップ、モバイル、タブレットに限定します |
上限を使い切ったリンク先は脇へ退き、その取り分は他のリンク先が重みに応じて引き受けます。配信期間がまだ始まっていないリンク先は、まだ候補になりません。すべてのリンク先が利用できなくなったときは、予備のリンク先が残りを受け止めます。予備がなければ、リンクはメインのリンク先を返します。
訪問者の固定
固定のないローテーションは、意味をなさない結果を生みます。同じ人がリンクを2回開いて別々のオファーを目にすれば、ファネルのレポートは作り話になってしまいます。固定の期間は、1人の訪問者を、最初に割り当てられたリンク先に留めます。
どのリンク先になるかは、訪問者ごとに保存されるのではなく、訪問者のフィンガープリントから導かれます。そのため、セッションもデータベースの行もなしに保たれます。訪問のたびに切り替えたい場合は、期間を0に設定してください。
ヘルスチェック
リンク先は傷みます。提携先がページを閉じ、証明書が期限切れになり、オファーが取り下げられます。定期的なチェックがリンク先を見張り、正常でないものを自動的にローテーションから外して、その取り分を他のリンク先に引き受けさせます。
除外は黙って行われるのではなく、目に見える形で行われます。そのリンク先には自動的に除外された旨の印が付き、アラートのルールを設定しておけば、その瞬間にワークスペースへ通知が届きます。ページが復旧したら、手動で有効に戻してください。
エッジネットワーク全体での集計
上限に意味があるのは、同じリンクが十数か国で同時に開かれても守られる場合だけです。カウンターは共有のストアに置かれ、リダイレクトの前に予約の手順を挟みます。そのため、1,000クリックに制限したリンク先が、14のデータセンターがそれぞれ100まで数えた結果として1,400件を配信してしまう、ということは起きません。
カウンターのスナップショットはリンクのキャッシュ済み設定に同梱されるため、リダイレクタは、あるリンク先がおおよそどこまで進んでいるかを知るのに往復の通信を必要としません。確定的な予約が行われるのは、実際に上限が設定されているリンク先だけです。
結果を読む
クリックイベントには、どのリンク先が応答したかが必ず記録されます。クリック数、ユニークビジター、そしてコンバージョン計測を有効にしていれば売上も、すべてリンク先ごとに分解できます。「この5ページのうち、実際に稼いでいるのはどれか」が、言い争いから表に変わります。
評価の順序
ローテーターが動くのは、有効期限、パスワード、SNSプレビューの処理のあと、そしてトラフィックルールのあとです。リンク先の選択の中では、まず有効・無効、配信期間、上限、国、デバイスで候補を絞り、次に固定による選択、最後に重み、という順序です。
プランの上限
プランによって、1本のリンクあたりのリンク先の数に上限が設けられることがあります。他のすべての有料機能と同じく、上限が効くのはリンク先の追加です。すでにそれを超える数を持つリンクは、ダウングレードのあとも動き続け、編集もできます。