ユーザーエージェント
ブラウザーやアプリが自分を名乗るために送る文字列です。ここからデバイスの種別、プラットフォーム、クローラーかどうかが推定されます。
2026年8月14日更新
ユーザーエージェントは、そのリクエストを行っているソフトウェアを説明するために、どのリクエストも運んでいる文字列です。リダイレクトサービスはこれを解析して、デバイス、OS、ブラウザーの内訳を埋め、スマートフォンの訪問者にWebページではなくアプリを提示すべきかどうかを判断します。
同じ文字列は、自動化されたトラフィックが自分を名乗る場所でもあります。検索クローラーも、メッセンジャーのプレビュー取得も、監視ツールも、いずれもここで名乗ります。便利ですが、まったく検証されていません。このヘッダーはリクエストを送る側が設定するので、どんなスクリプトでも検索エンジンを名乗れます。トラフィックルールが、名乗ったクローラーを、アドレスの範囲が名前と一致したときにだけ検証済みとして扱い、文字列の一致は身元ではなく手がかりとして扱うのは、このためです。
そこから習慣が2つ導かれます。1つは、正確なバージョン番号の上に長持ちするロジックを組まないことです。最近のブラウザーは意図的にこの文字列を固定し、単純化しています。もう1つは、デバイスの内訳にありえない急増が現れたとき、キャンペーンを書き直す前に、その裏側にあるユーザーエージェントを確かめることです。行儀の悪いツールが1つあるだけで、そのほとんどは説明がつきます。